「美トーク」できますか?
A.今まで普通にコミュニケーションできてきたなら問題ありません。
声質は、個性ですから。
あまりに声が小さいとか大きいとかそちらの方が問題かもしれません。
A.マナーに触れるようでは困りますが、ナチュラルな会話に一工夫するのが「美トーク」です。
謙譲語などの知識やボキャブラリーを増やすための勉強など必要ありません。
A.プロのナレーターやアナウンサーを目指すなら、鼻濁音、アクセントの正確性は欠かせないものです。
でも「美トーク」では重要視しません。細部より、根底(きき手への意識)を最優先するからです。
A.標準語は例えれば、フォーマルスーツ(礼服)や制服のようなもの。
日常生活や仕事の場ではそぐわないこともあるでしょう。
「美トーク」はビジネススーツやお洒落着に例えられます。
時代に即し、生き生きとしていて、動きやすく人柄に応じた個性も発揮できる、仕事の場でも失礼のない話し方が「美トーク」です。
A.方言はそれぞれの土地の最もカジュアルなトークですね。
もっとも本音を表現しやすい話し方ですが、パジャマやジャージなどの普段着のようなもの。
和装にも例えられるかもしれません。方言はここでいう「美トーク」ではありませんが美しい日本語として守り続けていくものだと考えています。