なぜなら私たちの日本語は、棒読みで話してもきちんと伝わるから。 言葉と思いを伝えるための抑揚がなくても、会話には困らない。
いまさら、毎日しゃべっていて不自由ないのに、なんで「美トーク」なんだろう? そんな風に感じてる人も多いことでしょう。 平板な言い回しに馴れていると抑揚に富んだ喋り方が、気恥ずかしかったりします。 そして、実は美トークで話すには、エネルギーも必要です。 美トークで話し始めると、1日の消費カロリーが増えるんじゃないかと思うほどですから。
でも、今までの話し方にちょっとした工夫をするだけで、話し方が明るくなります。 好感度アップはまちがいなし。 音声学的に美しい日本語で話せば、おひとりおひとりの人柄が反映されて、個性が輝き出すんです。
間がないと行き詰まる
pause 間
間は話し言葉の素敵なお休み
間は、話し言葉に絶対必要なもの。
アイコンタクトをとって、息を吸おう。
アイコンタクトが取れていれば、間は何秒あったって大丈夫。
ちゃんと意味が伝わるんです。
息をきちんと吸わないと、余裕のある会話ができません。
必要以上に早口だったり、間がないと、聞いている人も疲れてしまいます。
間は呼吸
深い呼吸は、心の安らぎにつながり、ストレスを軽減します。
緊張するシチュエーションで、いつもより呼吸が浅くなることがあります。
そういう時は、意識して呼吸すると、気持ちも落ち着いてきます。
そして間を大切に話しをすれば、相手の心に思いを届けることができるでしょう。
いい匂いを嗅ぐ時みたいに、鼻から吸い込んだ息で間を取りましょう。